■■■ 依存・共依存からの脱却 その1 ■■■

~コントロールを手放す~


あなたは誰かに、


「こうして欲しい」


「こうしたらいいんじゃない?」


「こっちの方がいいよ」


と言う時に、相手が完全に自由な選択ができるよう心がけていますか?



相手が親であれ、

子供であれ、

配偶者であれ、

友人であれ、

上司や部下であれ、です。



あなたがいいと思う方向にバイアスをかけた言葉かけをしないよう、

心がけていますか?




相手が自分のひらめきや意志を保ちつつ、

平等にこちらの意見を聞けるように心がけていますか?


むしろこちらの意見を言う前に、

相手の考えやひらめきを引き出すような質問をしてあげていますか?


あるいは何も言わずにそっと、

考えが生まれるまで、ひらめきが生まれるまで、

相手の生みの苦しみを見守ることをしていますか?


相手の考える力、発想力を信じて大切にしていますか?

先回りして、相手が苦労しないような道をアドバイスしてはいませんか?

遠回りに見えても、相手のやりたい事を尊重してあげる事を心がけていますか?






どちらを選択しても、相手の事を責めないでいられていますか?


どちらを選択してもにっこりとしていられますか?


その選択を喜んであげられますか?


その選択を応援してあげられますか?



相手が失敗と思われる事に直面した時に、

「ほらね」 「だから言ったじゃない」

と言わずに、優しく大らかに見守る覚悟をいつもしていますか?





人は、誰もあなたの思った通りにはなりません。


たとえあなたが「幸せになりますように」と願ったとしてもです。


「幸せになりますように」 という願いからでたあなたの言動は、

『あなたの思う』幸せに相手を連れて行こうとします。


けれど人にはそれぞれの考えがあり、

やってみたいことがあり、

やってみなくては分からない事があるのです。


その考えを、

やってみたい事を、

やってみなくては分からない事を本人がやりつくさないと、人は成長できません。



人は、自分の考えを、

やってみたい事を、

やってみなくては分からない事を実行できた時、幸せを感じます。


たとえそれがうまくいかなくてもです。


自分の内側から出てきた考えやアイデアを信じられるようになるからです。


自分の頭を使う喜びがあるからです。


これらはどれ程素晴らしい偉人の言葉に触れる事よりも、大きな喜びをもたらします。



そして自分の考えを、

やってみたい事を、

やってみなくては分からない事を実行できた時、人は成長します。


どうしたらいいのかと試行錯誤して知恵を働かせますし、

こんな風にやればいいんだ、と体験から学んでいるからです。


失敗したと思う事があっても、それで世界が終る訳ではない事を学ぶことができます。


あきらめない人になります。


失敗してはじめて、誰かの言う事に心から素直に耳を傾ける事ができるようになります。


人と協力して生きていくことができるようになります。




つまり、あれこれ世話を焼きすぎたり、

口や手を出し過ぎたり、

自分の思う方向に相手を連れて行こうとするのは、

相手の成長を妨げ、

喜びを奪い、

あなたがいなければだめな人にしてしまっているということです。





あなたがいなければだめな人、何もできない人は、

本当に幸せな状態なのでしょうか?



よく考えてみて下さい。


人の一生を長期的な視野で見てみましょう。


人生は、「今」だけではありません。


これから先どんな人とどのように関わっていくのか、

どのような展開があるのか、だれも知りません。


誰と関わっても、どんなことがあっても、

自分の頭を働かせて、誰かと協調しながら自分の足で歩んでいけることがどれ程大切な事なのかを。



あなたから見て足りない「今」だけ見て、

相手を「だめな人」にしない事が肝要です。



相手の成長を信じ、

いい事も悪い事もぐっとこらえて余計な手出しをせずに体験させてあげましょう。


どん底から這い上がってきて始めて見える景色もあるのです。


「私がいなければだめな人」

という幻想にきっぱりと別れを告げましょう。


そして心の底から相手を信頼し、見守りましょう。


放っておくのとは全く違います。


あなたの丹田に力を込め、見守るのです。



もしあなたが、誰かが自分の思う通りになったことで満足したり喜んでいるとしたら、

あなたはコントロールできたことに快感を覚えているのだと自覚するべきです。



誰かをコントロールすること、支配することに、喜びを感じているのです。



コントロールすることは、相手の自由を奪う事です。


例えば 「素直にいう事を聞くいい人・いい子」 は、

つまりはあなたの思い通りになる人ですね?


それは、相手の幸せや喜びを心から嬉しく思えている状態とは違っています。



あなたのいう事を聞く人は、

あなたのいう事を聞こうと努力する人は、

あなたにとってはいい人かもしれません。


なぜなら、あなたの 「こうして欲しい」 「こうなったらいいのに」 という欲を満足させてくれるから。




けれど、その人のした事は、

努力は、

その人が本当にしたかった事でしょうか?


やり方も、その人がやりたかった方法でしょうか?


それをする事によって喜びを得、心から満足しているでしょうか?



相手に期待する事によって、

その人の内側から出てくる 「ほんとうにやりたいこと」 を奪っていませんか?



「失敗しないように手助けしている」 という体のいい言葉で、

相手のチャレンジを奪っていませんか?


相手の失敗する権利を奪っていませんか?


失敗してはじめて分かる事があり、その時に失敗は失敗でなくなるのです。


失敗する権利を奪うという事は、成長する権利を奪っているという事でもあります。



そしてコントロールによって満足を覚えているあなたは、

実はコントロールされている人と同じく、

自分の内側から湧いてくる考えを、

自分のやってみたい事を、

やってみなくては分からない事に目をつむり続けているのです。



相手を操作することに一生懸命になるという事は、そういう事です。


どうにかして誰かを変えようとしている時に、

あなた自身が自分の内側から湧いてくる考えを大切にできている訳がありません。



目の前の相手の振舞いや言動に一喜一憂し、

どうにかしようと心を砕き、振り回されています。


心を砕き、振り回されているので

「こんなに一生懸命やっているのだから、きっと相手も変わってくれるはず」

という思いすら抱き始めます。


これはあなたの思い込みです。


繰り返し言いますが、人は、誰もあなたの思った通りにはなりません。



誰かをコントロールすることに心を傾け、

時間を割いている場合ではありません。


あなたも、自分を取り戻しましょう。


あなたの考えを、あなたのやってみたい事を、

あなたのやってみなくては分からない事を実行に移しましょう。


そして失敗してみましょう。

成功もしてみましょう。


自分の人生を歩みましょう。


自分の人生を、自分のものにしましょう。


相手の人生を、相手に返しましょう。




人が誰かにできることがあるとするならば、

「こんな道もあるよ」

と相手が見えてなかった道を指し示すだけです。


「あなたの見えている道の他にこちらの道もあるけれど、

どちらを選ぶのも完全にあなたの自由だよ。

だから自分で選んでごらん。」



そうして、その人が歩むのを見守り、

自分は自分の道を歩んでいくのです。


道は違っていても、助け合う事はできます。


知恵を出し合って難局を乗り切ることもできます。


一緒に遊ぶこともできるでしょう。


けれど、自分の道は自分にしか歩めませんし、

あなたは誰かほかの人の道を歩くことはできないのです。


そして自分の道に誰かを引っ張り込む事もできません。


引っ張り込んだらとても窮屈になって、

引っ張り込まれた相手も自分も伸び伸びと成長できなくなり、

結果お互いが辛い思いをします。


また、相手が歩もうとしている道以外に強引にレールを敷いて、

そこにその人を放り込むこともできません。


相手は自分で道を歩む力がつけられなくなりますし、

そのレールがいくらあなたにとって良いものに思えても、

相手にとっていいものだとは限りません。


それにこのようなレールの上を歩くのは大きな無価値観に襲われることでしょうし、

大変な孤独感を味わう事でしょう。


歩いても歩いても、自分の生み出した道ではないのですから。





自分の人生を、自分でしっかりと歩もうと決めましょう。

相手の人生をコントロールすることを、やめましょう。

善意からのコントロールもやめましょう。




人は、自分の人生をしっかりと生きることで輝きを放ちます。

その輝きを見て、周囲の人が自然と変わっていきます。

内側から発する輝きが、自分も、誰かも、本当に生かすのです。



あなたの生きる姿が説得力を持ちはじめると、

コントロールしようとしなくとも、あなたの大切な人は幸せへの道を歩み始めようとするでしょう。




あなたにできることは、自分が幸せになること。

それだけです。

徹底的に、自分を幸せにしていきましょう。

投稿者: いずみ

霊視によるリーディング、仙骨ヒーリング、光の瞑想会、メイクレッスンを通して女性の心と体・魂の癒しと変容をサポート。 霊能力者、ヒーラー。 幼い頃から宇宙、神さまとの対話を自然と行っていた。 人間よりも宇宙、神さま、植物、動物と対話をし心を通わせることの多かった子供時代を過ごす。 霊能者としての資質を磨き、霊的世界と現実をつないでいく修養のためにヒプノセラピー、クリスタルヒーリング、自然療法、占星術、数秘術、マクロビオティック、薬膳、ローフード、東洋思想、メイクアップ、メンタルヘルスなどについてを学び、研究する日々。   現実的には、アダルトチルドレンの体験があり罪悪感や自己否定感を癒すことなく、ただ頑張ることだけで人生を超えてきたが、30才~35才の時期、育児をはじめ全てに行き詰まりどん底に。 子供を上手く愛せていないと思いこみ、自分を責め、自分を否定する日々。 親族に関してはトラブルや心配事が絶えず、毎日のように振り回され、けれど嫁の立場から何か言うこともできずひたすら忍耐。 何年もこのような状態が続き、心も体もボロボロになる体験をする。 いよいよ自分自身が行き詰まった時に、 子育てが、仕事が、親族が問題なんじゃない。 自分自身を根底から変えない限りは現状は変わらないのではないか、 と気づき自分自身を見つめ癒しながら数々のスピリチュアルな学びの場に参加。 自分を見つめ愛することを毎日実践、体験する日々を過ごしているうちに あれほど苦悩していた子供との関係が愛や楽しさに満ちた、望む関係へと変わっていき、 それと共に夫との関係もどんどん幸せに・・・。 同時に自分を肯定することができるようにもなり、 生まれて初めて、現実的な実感として「私は愛されている」「私は大丈夫なんだ」という感覚を得られるようになる。   愛がベースになった時、元々持っていた霊的資質も同時に大きく開いていった体験から、 同じように罪悪感や自己否定で生きにくさを抱えている女性のために、2006年より自分を愛するためのヒーリングやヒプノセラピーの個人セッションを開催。 「心と体を見つめる二泊三日のローフード合宿」 「遠隔一斉ヒーリング」 「心の救急センター」 「いのちの学校」 など、心と体・魂と現実をつなげるためのセッションを多数開催するようになる中で、2012年にはメイクアップ認定講師の資格も取得。 心と体、魂に加えて「見た目」で実際的なエネルギーチェンジさせるメイクレッスンも提供している。 ☆メンタル心理カウンセラー ☆上級心理カウンセラー ☆家族療法カウンセラー ☆チャイルドカウンセラー ☆メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅱ種   ☆メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅲ種   ※※当ブログ内に掲載されているすべての文章の無断転載、転用は禁止です。転載・転用ご希望の方はお手数ですがご連絡ください。※※

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